Monthly Archives: 5月 2014

2020年にコンピュータやネットワークの役割はどのくらい増えていると思いますか?

By   2014年5月31日

2020年にコンピュータやネットワークの役割はどのくらい増えていると思いますか?

5年後、10年後、20年後を考えたときにコンピュータの役割は今よりも大きくなっているから、
コンピュータ・ネットワークに慣れておいて損はない

大学生向けの講義の最初にそのような話をしたことがあります。

先日、

酒造をHackして全国的に有名になった日本酒『浦霞』に学ぶ、「インターネット屋の次の仕事」【TechLIONレポ】

という記事を見まして、再度そのように感じましたので紹介したいと思います。

記事によると、宮城県塩竈市にある老舗造り酒屋、佐浦では、約30年前に、製法やノウハウをすべてデータ化し“仮想杜氏”を生み出しました。

データ化することで大量生産ができるようになり、危機管理の面でも、大震災時に比較的早く製造を再開できたりとメリットが大きかったそうです。

杜氏の方の高齢による引退がきっかけだったそうですが、酒屋さんという
ITから離れた分野で、しかも30年前はまだデジタル化も例はなかったでしょうから、
相当苦労は大きかったでしょう。

杜氏さんの紹介ページなどを見ますと、温かみが感じられ、いい形でアナログとデジタルが融合できていることを感じ取れます。

少子高齢化の日本ではこういうケースは今後増えていくのかもしれませんね。

このような例を知ると、

ITの利用範囲は尽きない

と感じます。以前に「コンピュータを学習しておけばバラ色の人生」として

> また、code.org のこちらの資料
> http://code.org/stats
> を見ると、2020年には40万人のコンピュータサイエンスの学生に対して140万ものコンピュータの仕事があるという予測などが載っています。この資料をみると
> 「コンピュータを学習しておけばバラ色の人生?」
> と思ってしまう人もいるかもしれませんね。
> 私はそこまで楽観視はしていませんが、それでも他の多くの仕事と比較すると、有望だと思っています。

という記事を書きましたが、潜在的な仕事も含めれば、コンピュータの仕事とエンジニアの人数の間にはギャップがあり、その大きさは2020年には

http://code.org/stats の資料↓

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のように広がっているかもしれませんね。あながちこの資料も大げさではないように感じてきました。

 

 

子供向けのプログラミング教育が広まりつつあるのをご存知ですか?

By   2014年5月30日

子供向けのプログラミング教育が広まりつつあるのをご存知ですか?

日本では去年くらいからでしょうか。子供向けのプログラミング教育の話を耳にするようになりました。

> 「全てのこどもたちが創造・表現・発信する未来へ」

というキーワードで、プログラミング学習の機会を提供するプロジェクト

PEG(Programming Education Gathering)

もこの2月にキックオフイベントがありました。

都合が合わずイベントには行けなかったのですが、様子は

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yukiigarashi/20140208-00032468/

http://www.plaything.jp/?tag=peg

などで伝えられています。

読んでいるうちにいろいろ沢山考えてしまいまして、関連する情報など調べ始めたりどんどん時間が過ぎてしまいました。

感じたことのうちいくつかは別にまとめたいと思いますが、まず、記事の中で一つ嬉しく思ったのは、宮城教育大学の安藤明伸先生の言葉で、

(プログラミングは)
> なくても困らないけれども、あったらいろんなことが豊かに見えるもの

とあったことですね。私も大学生向けの講義で、

コンピュータやプログラミングは眼鏡のようなもので、無くても生きていけないということはないけど、使うといろいろなものが見えてきて、できることも変わる

などと話をすることがあります。

パソコンやプログラミングに対して同じように感じていらっしゃる方がいることを知って嬉しかったです。

また、ブログのタイトルに使わせてもらっている「パソコンは脳の自転車」というのも、人間はパソコンという道具を使うことで、その能力を何倍にも増幅できるというジョブズの言葉です。

私自身も、この便利な道具の使い方を子供たちに教える手助けを、微力ながらしていきたいと思っています。

パソコンがうまく動かなくてイライラしたことはありますか?

By   2014年5月29日

パソコンがうまく動かなくてイライラしたことはありますか?

一昨日の夜の話ですが、家に帰ると、娘が「パパ、おおきなケータイやってもいい?」と
聞いてきます。

「おおきなケータイ」とはiPADのことで、私は仕事に持っていくため、今は
私が家にいるときしか娘はiPADで遊べません。

「寝る時間まで」

と約束をして、遊び始めたのですが、どうやらインターネットの回線の調子が
悪いのか、途中で止まってしまいます。私も少しいじってみたのですが、改善しませんでした。

「どぉしてできないのーーー!!」

と大きな声を出して泣き出す娘。

私はそれを見ていて、かなり昔のニュースで、

ドイツ男性、窓からパソコン落下もおとがめ無し

というのがあったことを思い出しました。

なんでも、ドイツである51歳の男性が、操作していたコンピューターにイライラし、
コンピューターを窓から投げ落としたそうです。事情を聴いた警察も
「誰にでもそう感じた経験があるのでは」ということでお咎めなかったということでした。

私自身も意図したとおりにパソコンが動かず、イライラした経験はあります。

トラブルの内容によりますが、私はよく

・PCを再起動して最初からやってみる
・インターネットで同様の事象がないか調べる
・少し他のことをやって、気分転換した後に他の手段が取れないか考えてみる

などの方法を試みます。

だいぶコンピュータも便利になりましたが、
操作に問題がある場合、機器に問題がある場合、ソフトウェアに問題がある場合など、
まだまだトラブルはそれなりの確率で起こります。

大人でもなかなかうまくこのイライラに対処することは難しいようですが、
一つ、「そういうこともある」というのを知っておくと
感情的になりにくいということはあります。

「うまく動かない」という経験も悪くないことなのかなと思いました。

情報を利用できることを強さだと感じたことはありますか?

By   2014年5月28日

情報を利用できることを強さだと感じたことはありますか?

先日、大学生向けの講義で、

「情報を利用できること誰にとっても強みとなる」

というようなことを話しましたので備忘を兼ねて投稿しておこうと思います。

「お金の強さ」

というのは分かりやすいですよね。給料が倍になれば、同じものなら倍買えるようになります。

人の給料が気になるのは、やはりお金というものが重要だからでしょう。

ただ、同じ給料をもらっていても、必ずしも同じ生活水準というわけではありません。

例えば、サンフランシスコでは
https://medium.com/the-nib/700c51a43a4
によるとプログラマの平均時給は$48.29 だそうですから、時給5,000円ということですね。こんな図が載っていました。

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一方でIT企業の流入によって、物価や土地の値段が高騰しているという話を聞きます。
ファミレスなどでちょっと食事すると3,000円くらいはするそうです。

日本で時給5,000円の仕事をしていれば贅沢できますが、サンフランシスコですとそうでもないようですね。

ところで「情報」についてはどうでしょう。

「情報の強さ」

というのは数字にできない分、お金よりも分かりづらいですが、例えば、自分の欲しいものが
地元のお店では 10,000円で売っていて、一方でインターネットの通信販売では同じものが 9,000円で
買えたりするということはよくあります。

情報を利用できる、というのはある意味「物価の安い世界に住める」ということでもありますね。

また、お金があれば、グリーン車で快適な旅ができるかもしれませんが、情報があれば、ディズニーランドの
比較的すいている日や便利な交通手段などが見つかるかもしれません。

ディズニーランド ディズニーシー 混雑予想カレンダー
によると、ディズニーランドは春休みよりもゴールデンウィークのほうが空いています。平日である 4/1 が、
ゴールデンウィーク中の祝日 4/29 よりも2倍弱も混むなんて知っていました??

もちろん情報さえあればお金は必要ないというわけではありませんが、
特に今の日本ではそれほどお金をかけなくてもおいしいものが食べられ、好きな空間を満喫でき、感動する体験ができます。

ある程度の収入があれば、そこから先は「どれだけいい情報を利用できるか」というのは生活の満足度へのインパクトが大きいですね。

大学では今は情報科目は大抵、必修科目になっています。

コンピュータに苦手意識を持っている学生さんや情報の科目を履修する意味を
あまり認識していない学生さんの中には、あまりコンピュータに
触れることに積極的になれない方もいますが、
こういった情報の強さを認識しておくと、「ちゃんと慣れておこう」という気になるかもしれません。

エストニアという国を知っていますか?

By   2014年5月27日

エストニアという国を知っていますか?

私は今まで、ロシアから独立した国という以外、恥ずかしながらほとんど知りませんでした。

「エストニアでは小学校1年生からプログラミングを教えている」

という話を聞きまして、どんな国か少し調べてみました。

「Skype」 はエストニアの首都、タリンで開発されたようですね。

国策としてITに力を入れているようで、例えば「スカイプを生んだIT大国エストニアが最先端で羨ましい」というまとめサイトには

小1からアプリ開発の授業を行なう

以外にも

・2008年に「電子閣議」のシステムを導入
・政府は法案の草案をオンラインで公開、国民のコメントを求めている
・選挙では25%がオンライン投票
・試験の成績、宿題などにオンラインでアクセスできる
・無線LANが国中に張り巡らされており、僻地でさえもワイヤレス通信が可能
・すでに実現している便利すぎる「国民IDカード」

などの情報が載っていました。

「タリン」で画像検索すると、綺麗なヨーロッパの街並みの画像がたくさん出てきて、そんな国ですと今すぐ実際に行って見に行きたくなってしまいますね。

ところで、小学校1年生からアプリ開発の授業を行っているという話は

http://wired.jp/2012/09/07/estonia-reprograms-first-graders-as-web-coders/

に記事がありました。

小学校1年生からコンピュータの授業がある背景としては、エストニアの企業がプログラマーの確保に苦戦しているということがあるようです。wikipedia には「ヨーロッパのIT市場においてオフショア開発の拠点となっており[7]、IT技術者が多い」という書き方もされていました。

プログラミングは必修ではなく選択とのことですが、私がエストニアに住んでいたら娘にはプログラミングの科目を選択することを勧めますね。

子供も楽しく授業を受けるでしょうし、プログラマという仕事を選ばなかったとしても、大人になった時にコンピュータに振り回されるのではなく使いこなすためには、子供の時からよりよい利用方法を体験しておくことは有益です。

以前に「コンピュータを学習しておけばバラ色の人生」という記事を書きましたが、アメリカでも「2020年には40万人のコンピュータサイエンスの学生に対して140万ものコンピュータの仕事がある」という予測がありますし、海外では日本よりもプログラマの需要が高い国は複数あるようですね。

エストニアは世界にITサービスを提供することで、経済的にも他のバルト3国よりも優位にあるようです。

日本はこれからどういう方向を目指すのでしょう。

日本には資源があるわけではなく、単純なモノづくりでは人件費の面で不利があります。TPPの話などもあります。

日本は「世界で最もクリエイティブな国」であり、「日本のプログラマのレベル」も相当高いです。

真面目で礼儀正しいとされる日本人の気質はプログラマに向いているように思います。

日本も国際社会の中で、世界に向けてもっと「高い質のITサービスを提供する国」を目指すといいのではと思いました。

 

ネット依存症だと感じたことはありますか?

By   2014年5月26日

皆さんは自分がネット依存症だと感じたことはありますか?

総務省情報通信政策研究所から

高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査 <速報>

というものがでていましたので見てみました。

どちらかというと、「ネット依存傾向」というよりは「SNS依存傾向」に関する調査になってしまっているようにも見えましたが私の知らなかった現実もいくつかありました。

一番驚いたのは、ある基準でネット依存傾向「中」とされた全体の55%程度が、

ソーシャルメディアを見る時間の平均:67.7分
ソーシャルメディアに書き込む時間の平均:38.3分

と回答しているという結果です。思った以上にソーシャルメディアは使われているのですね。

さらに、全体の5%程度のネット依存傾向「高」になると

ソーシャルメディアを見る時間の平均:113.5分
ソーシャルメディアに書き込む時間の平均:78.8分

のように、毎日3時間以上ソーシャルメディアを見たり書いたりしているとのことです。すごいですね。

ところで、私は平日はおそらく一日10時間程度はパソコン・スマホ・タブレットを使っています。

ですが、自分を「ネット依存」だとは思うことはありません。

なにが違うのかというと、おそらくパソコン・スマホ・タブレットの

「使い方」

でしょうね。私は自分も含めた「人のため」にパソコンという道具を使っている時間が長いです。

パソコンやスマホを「ヒマつぶし」「ストレス解消」「現実から逃れる」ために使うということはありません。

パソコン・スマホの使い方を知っていれば、自然と「依存」する状態から離れます。

「ネット依存になることが怖いからパソコン・スマホを使わない、使わせない」

としてしまうよりも、

「パソコン・スマホの使い方を知り、依存するのではなく使いこなせるようにする」

というのが正しいあり方だと思っています。

 

プログラマ35歳定年説

By   2014年5月25日

「プログラマ35歳定年説」というのをご存じですか?

私はいつのまにか39歳になってしまいました。私の周りには50歳、60歳を超えていてもコードを書くことを仕事にしていらっしゃる方も複数います。

プログラミングについては、若さがないとダメとは思いません。逆に経験があると絶対的に有利かというと、これだけ新しいものが次から次へと出てくる時代ですのでそうでもないですが。ただ、それはプログラマに限る話ではないかもしれないですね。

この「プログラマ35歳定年説」ですが、私は聞いたことがあるという程度でしたがそれなりに有名のようですね。検索するとたくさん出てきます。

例えば、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の調査結果をもとに

「プログラマ35歳定年説」を思い起こさせるIPAの調査結果

には、

IT業界の転職についての調査で、40歳代を境にIT関連業務から、ITとは無関係な業務に転職する人が50%を超えるなど、一部でささやかれる「プログラマ35歳定年説」を思い起こさせる結果になっている

としているのを見つけました。

皆さんの「定年」のイメージはどういうものでしょうか。私にとっては定年というと退職するというイメージでしたので、他の業務への転職=定年としているところに違和感を持ちました。

それと「ITとは無関係な業務」というのも、ちょっとひっかかりますね。

まったくコンピュータを使わないということではないでしょうし、35歳までプログラマをやってその後に転職でしたら、多くの場合それまでのプログラマの経験は次の仕事に活かされると思います。

人によってはその新しい業務のために自分でプログラムを作ったり、仕様を考えて自分では作らなくても人にプログラムを書いてもらったりするかもしれません。

「定年」というとなにか限界を感じて全て辞めてしまうような印象を受けますが、プログラマの経験を生かしてステップアップする転職の人もそれなりにいるのではないかと思いますね。

また、あるブログの

え、プログラマー35歳定年説は本当だった!

には

会社で学んだことだけで業務をする人のほうが圧倒的大人数で、35歳になった時には既に時代に合わないプログラミング言語、環境しか知らないエンジニアになっている。

としているのを見つけました。

会社でプログラマをやったことがない私には判断がつきませんでしたが、本当に「会社で学んだことだけで業務をする人のほうが圧倒的大人数」だとしたら、確かにそれは危険ですね。なにか新しいものを見つけたときに「それは今の業務に関係ないから」とせずに学ぶ姿勢が大切です。

35歳になったときに限界を迎えるというよりは、「給与」や「労働時間」など気にならないくらいプログラミングが楽しくて、常に新しいものに興味を持ち学び続けられる人がプログラマとして残っていく、ということなのかなと思いました。

ちなみに、私の場合・・・転職ではないですが、39歳で「子供向けのIT教育」という新しいことに取り組んでいます。

プログラミング関連の資格は持っていますか?

By   2014年5月24日

プログラミング関連の資格は持っていますか?

私は学生のころ、「第一種情報処理技術者試験」という資格試験に合格した記憶があります。その後は全く、ですね。

先日、

勉強する前に知っておきたい!プログラミング関連の資格10選

という記事を読みました。

私が普段開発に使うのは主にPHPで、PHPは「PHP技術者認定試験」というのがあるのですが・・選外のようです。

上の記事に掲載されているのはOracle,C言語,Ruby,Microsoft,IPAの基本情報処理技術者試験などでした。

PHP技術者認定試験は受験者数もまだまだのようですし、仕方ないかもしれませんね。

こういったプログラミング関連の資格は何のために受験するのでしょうか。

一つは就職に有利、ということがありそうです。確かに採用担当者がAさんとBさんで迷っている時に、一方だけが資格を持っていたらそれが決め手になるということはあるかもしれません。

既にプログラミングで仕事をしている人にとっては実績を見せることができますので今更資格を取るメリットは大きくなさそうですが、実績を作るチャンスがまだ少ない段階で誰かにアピールしなければいけないときにはある程度有効ですね。

ただ、現在は個人ブログやfacebook等でも個人の情報がある程度得られることがあります。例えば

・Aさんは個人ブログに自分のやったこと、学習したことを載せているが資格は取得していない。

・Bさんは資格は取得しているがインターネット上に情報が見つからない

という場合、どちらが有利でしょうか。私が採用担当者ならAさんを選びますね。

もちろん、情報を発信していて、資格も持っていればより有利なわけですから、資格の取得に意味がないわけではありません。ただ、相対的に、他の要素よりもインパクトが小さくなっているように感じます。

これからはますます情報の発信が必要になってくると思っています。

PHP技術者認定試験には頑張ってほしいです。受験者が多くなり知名度が上がれば、合格者のメリットも増えてくるでしょうし、PHPに興味をもつ人が増えていくといいですね。

ところで、Ruby検定は受験者数や合格者数は非公開なのですね。どのくらいの人が受験しているのでしょうか。ちょっと気になります。

 

中学生のときに作ったもの

By   2014年5月23日

中学校のときに作ったものを覚えていますか?

昨日、あるきっかけで、中学校3年生のときの担任の先生に会いにいきました。

成人式の時にお会いして以来、ご無沙汰してしまっていたのでおよそ20年ぶりくらいになります。

電話してアポイントメントをとるときには、

「名前を言ってもわからないのでは?」
「なにかの勧誘と間違えられるのでは?」

と心配でしたが、名前を言うと、わかってもらえました。覚えていてもらえているのは嬉しいものですね。

実際にお会いすると、髪型が変わり多少髪の色も変わっていましたが、声や話し方などはそのままで懐かしかったです。元気そうでなによりでした。

昔話をしたのですが、アルマイトのお皿にだれかがフォークをたててしまい、「ギギ」と音がしたのを酷くいやがっていた、とかどうでもよいような話を思い出したりしました。懐かしかったです。

今、一日経ったわけですが、寝て記憶が整理されるのか、先生と会っていたときには出てこなかった中学校時代のことをいくつか思い出しました。

その中の一つに「そういえばマガジンラックを作ったな」というものがありました。

技術の時間に何週間かかけて、形を決めて、板を切断して、釘を打って作ったものですが、できあがって、マガジンを入れてみると、

「パタン」

バランスが悪くて倒れてしまいました。「あっちゃー。だめじゃん。これ。」という気持ちだったのを覚えています。

そのマガジンを入れると倒れるマガジンラックはもちろんもう家にありません。すぐ捨ててしまったのかもしれませんね。

でも、記憶には残っています。「設計するときには実際に使っている様子をイメージすることが必要」ということを初めて意識した経験だったと思います。

昨日、先生にお会いした後、帰りに学校の玄関まで送っていただく途中で、その中学校の技術の先生のお話を少しだけお伺いできました。

私が中学校のときには、週に2時間、技術の時間があったような記憶があるのですが、今は wikipediaによると、技術と家庭はそれぞれ

> 第1学年と第2学年は、各35時間(週1時間ずつ)。第3学年は、各17.5時間(週0.5時間)

というように減ってしまっているようです。その技術の先生も、時間が減っていることを危惧されているようでした。

去年、「プログラミング」が中学校で必修で、それは「技術」の時間でやると聞いたとき、私は「なるほど」と感じました。

コンピュータを使うことを学ぶというのではなく、コンピュータで何かを創ることを学ぶ。
それは将来エンジニアになる人以外にも、全員に有益な経験だ、と感じていたからです。

「創造」する経験ができる技術の時間が中学校で減っているのはもったいない気がしますね。

「大」ブームのプログラミング教育

By   2014年5月22日

東洋経済ONLINEに

小学校でプログラミングの授業が大ブーム
読み書き計算に続く必修科目に?

という記事がありましたので読んでみました。New York Timesからの記事のようですね。

タイトルで「大」ブームとなっていますが、記事の中身を見ますと本当に大ブームです。ただ、これはアメリカの話ですね。

> ストロベリーポイント小学校の教室では、父兄70人と子供90人(幼稚園生~小学5年生)がコンピュータの前に座り、パズルを解きながらコンピュータロジックの基本を学んでいる。

> 非営利団体コード・オーグ(Code.org)によると、昨年12月以降、プログラミングを授業に取り入れた教員(幼稚園~高校3年生)は全米で2万人に上る

> 「前代未聞の事態だ。教育の世界でこれほど急速に広がった運動はない」と、ミシガン大学のエリオット・ソロウェイ教授は言う。

> 9つの州では、コンピュータサイエンスを数学や科学と同じように必修科目にすることを決めた。

などと掲載されています。どの程度のものか、実際に見てみたいですね。

また、私もパパなわけですが、

> 多くの親にとって、プログラミングは課外授業というより、生きていくのに必要な基本的な(そして一攫千金の可能性がある)スキル

というのは同感ですね。「プログラム」というものをある程度理解することは今の日本では必要なスキルですし、もしそれが好きで得意になれば、世界を変えるサービスも創れます。

アメリカと日本で違うことの一つは

> アメリカではエンジニアは大人気の仕事のひとつ

ということです。日本では今は少なくとも「大」人気ではないような気がします。アメリカでは「成功している人がいる」「カッコいい」「給料もいい」というイメージなのでしょうか。日本でも少しずつ変わっていくといいですね。

ところで、

> 高校以下で基本的なコンピュータサイエンスを学ぶことが将来の就職に有利になるとか、幅広い創造性や論理的思考を身に付ける助けになるかどうかは、実際のところわかっていない。

ともしています。他の活動と比べてどうか、というのは今後調査・研究されていくでしょう。
記事の中でも「小学2年生のジェームズ・ミーザン(8)」さんが、

> プログラミングを気に入り、週に1時間はMVゲートが運営する放課後クラブ「コードキッズ」に通っている

という事例がありますが、もし楽しみながらプログラムで創っていく活動を継続していったなら、創造性が鍛えられないわけがないと思いますね。

日本ではこれからどうなるのでしょう。

アメリカほど大ブームになるかはわかりませんが、facebook の プログラミング教育のグループ(東洋経済の記事の存在もここから知りました)が最近メンバーが増えているのを見たりしますと、それなりに広まるのではないかと思います。

私もできることをやっていきます。

 

中学生ブログ

By   2014年5月21日

昨年の夏ぐらいだったかと思いますが、「バカッター」という言葉をよく目にしました。

「バカッター」は hatena keyword によると

> ツイッターをバカ発見器という意味で使った蔑称。もしくはツイッターで自身の犯罪行為をアピールするなどして馬鹿を晒す人。

だそうです。久しぶりに探してみたのですが、こちら にはtwitter の書き込みがもとで書類送検や逮捕された事例が載っています。20件強あるのですが、その中には知らなかったものもいくつかありました。けっこうあるものですね。

テレビなどでも目にするようになったのは去年かと思いますが、インターネット上の情報発信がもとで、事件になる例は数年前からありました。永島穂波さんの「バカ発見器」という本は2011年に出ていますし、アルバイトの高校生が昆虫を料理したとやってもいないことをブログの日記に書いて騒ぎになった事件は2007年ですし、やはりそのころだったと思いますが、ゲームを不正コピーして友達に配っていることを自慢げにやはりブログの日記に書いていた中学生の例などを覚えています。

ただ数年前は「パソコンやゲームに興味がある中学生・高校生」だけがこういった事件を起こしていたのですが、去年はそういうこととは関係なく、面白いことをやって友達を喜ばせたい中学生・高校生が間違って事件を起こす例が目につきました。

スマホ・LINEなどの影響かと思いますが、この分野では社会がものすごい速さで変わっていることを感じます。

友達同士でのやり取りのみに使っていると、「スマホやネットは友人とのコミュニケーションのために使うもの」になってしまい、「世界中に発信できるもの」ということに気づきません。

「中学生 ブログ」などで検索して出てきたものを見てみますと、自分の親や先生を含む、友人以外が見に来ることを意識していないのでは?と感じられるものもいくつかありました。

もしかしたら周りの大人も「子供がやっているのは知っているが、なんとなく見てはいけないもの」のように扱っていたりすることもあるかもしれませんね。

ただ、やはりインターネットでの情報発信は友達仲間の交換日記とは違うものです。これは大人も子供も知っていなければいけない時代です。

その違いを認識してもらうことを一つの目的として、私は大学の講義で受講生の学生の方に「ブログ」を実際に書いてもらっています。

本当は中学生くらいから授業中に扱ってもいいと思いますね。

もちろん、インターネットで大けがをしないようにということだけではなく、情報を発信するということが何を生み出すのか、何を変わるのかということを体感してもらえればできれば一番いいです。

スマホの知育アプリ

By   2014年5月20日

スマホやタブレットの知育アプリについて、どう思いますか?

「子どもとスマホのつき合いかた」有識者に聞くデジタル教育や知育アプリの可能性

という記事を見つけて読んでみました。

私は小学校くらいのときでしょうか、

ドンキーコングJR.の算数遊び

というファミコンのゲームがありました。

ゲームをやりながら算数が学べるというものですが、あまり私には合いませんでした。
ゲームとしてはイマイチ面白くないし、算数を学ぶということでしたらもどかしい感じがありました。

小学校高学年くらいになると「遊び」と「学び」が分かれてくるのでしょうか。

一方で、私の娘は5歳ですが、このくらいの年齢ですとあまり「学びと遊び」の区別はないようで、
知育アプリに触れるのはいい時期なのではないかと思っています。

私もiPadを持っており、私が家にいるときには娘はよく「おおきなけいたい(娘はiPadのことをそう呼びます)」で遊びたがります。今はいいアプリがたくさんありますね。

上の記事の中では

聖愛幼稚園の園長・野口哲也さん
スマートエデュケーションの池谷大吾さん
NPO法人CANVASの石戸奈々子さん

の3人の方がご意見を述べられています。親も子も一人ひとり違うので、「このやりかたが絶対だ」というのは
なかなかないようですが、「ルールを決めたほうがいい」というのは共通のようですね。

私も、コンピュータを「大人だけの道具にしておくのはもったいない」とは思いつつも、
「ご飯もいらない」「寝不足」「他のことで遊ぶことを嫌がる」というところまで夢中になってしまうと問題で、
こういったアプリはそれを心配しなければいけないくらい面白いものだと知っています。
やはりルールは必要でしょう。今は基本的に15分を一区切りにしています。

ルールを決めた上で、次にどんなことを考えてスマホの知育アプリとつき合っていくか。

これはスマホだけの話ではないですが、

どう過ごすかで人間が創られていく

というのは忘れないようにしたいですね。

最近の娘のお気に入りは
・アナと雪の女王
・太鼓の達人
です。

アナと雪の女王は私と二人で映画を見に行ってからファンになり、映画を見ていないおじいちゃん、おばあちゃんに一生懸命キャラクターについて説明するようになりました。

太鼓のほうは、最初はなかなかうまくいかなかったのが、だいぶ上達しました。「練習すると上手になる」ということが分かってきたようです。

このような小さな変化を見ていきながら、アプリを選びたいですね。

記事の中の「おすすめのアプリは?」も参考になりました。

記事中に上がっていたのは

スマほん
Toca Hair Salon 2

と、図鑑でした。早速入れてみました。気に入るかどうかはわかりませんが。

ちなみに私のお勧めは「ロイロノート」ですね。

こんなものを私が全く手伝わなくても一人で作れます。

ブログのタイトルを変えてみました

By   2014年5月19日

ブログのタイトルを「パソコンは脳の自転車」に変えてみました。

以前に「パソコンは脳の自転車」という記事を書きましたが、この言葉は

映画「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~ 」特別映像

の中でスティーブ・ジョブズが言っていたものです。

私はもともと スティーブ・ジョブズ のファンだったというわけではなく、Macintosh よりも Windows のほうが好きです。

ただ、この「パソコンは脳の自転車」というのは今私の一番好きな言葉の一つですね。インタビューの中のスティーブ・ジョブズの言葉を私なりにいいかえると

人間は道具によって、もともとできることの何倍ものことができるようになった。コンピュータはそういう意味で世界一の道具だ。

ということです。

例えば最近は私は「iMindMap」というソフトを使っています。

昔は文章を書くときに、考え出すとまとまらなくなり、時間ばかりかかっていたのですが、今はこの道具を使うことで、短時間で考えをまとめ、文章にすることが楽になりました。

今回の記事はこんな感じですね。一部分だけですが・・・

capt001700

 

本来はこの「iMindMap」というソフトはマインドマップを書くためのソフトで、マインドマップでは枝に単語を書いていきます。もっと絵や関係性などを入れるべきで、工夫の余地はたくさんあるのですが、現時点でも「短時間で自分の考えを文章にする」という目的は十分これで果たせています。

道具を使わなかった場合の何倍ものことができるようになっていることを感じられます。

他にもメールの文章がなかなかまとまらないときなどにも助かっていますね。メールの文章を書くことに何十分もかけるということがなくなりました。

自転車は移動のためだけの道具ですが、パソコンはいろいろな目的で使える万能の道具で、しかもその力は驚異的です。

こんな道具を大人だけのものにしておくのはもったいないので、子供たちにも紹介していきたいと思っています。

インターネットの利用はどのくらい増えている?

By   2014年5月18日

皆さんは10年前とくらべてどのくらい通信の量が増えていますか?

講義の資料として、「どのくらいインターネットの利用が増えているか」というものを探しているうちに「情報流通インデックス」というものの存在を知りましたのでご紹介します。

これは総務省から出ているもので、正確な名称は「我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果」という長い名前のもので、「基本コンセプト」として

> 情報流通とは、「人間によって消費されることを目的として、メディアを用いて行われる情報の 伝送や情報を記録した媒体の輸送」と定義する。
> 情報流通量の新指標として、「流通情報量」と「消費情報量」を計量する。

としています。計量の対象はインターネットだけではなく、情報流通の例として

> 電話網で音声を伝送する
> インターネットでブログ記事を伝送し表示する
> 放送電波でテレビ番組を伝送し受像機で表示する
> 郵便ネットワークで郵便物を輸送し配達する
> 書籍を全国の書店で販売する

消費の例として

> 電話に出て話を聞く
> ブログの記事を読む
> テレビ番組を視聴する
> 郵便物を開封して読む
> 購入した書籍を読む

が挙げられています。

こちらのグラフが、平成13年を100としたときの流通情報量、消費情報量の推移です。

capt001699

平成13年から平成21年で流通情報量は約71倍になり、消費情報量は約2~3倍になったということですね。

この二つのグラフ、並べてあるのでどうしても比べたくなります。
どうしても「流通が71倍で消費が3倍」という差が気になるところですが、まずは別々に考えたほうがどういうことか、考えやすいです。

流通情報量が71倍になったというのは、もちろん情報を発信する人の数も増えたというのもありますが
発信側・受信側共にに動画や音声、画質の高い画像等が利用しやすくなったことによる影響が大きいように思えます。

少し前までは「表示されるまでに3秒以上かかるとみている人は逃げてしまうから、トップページはなるべく画像を入れない」などということも耳にしましたが、通信速度が速くなり、画像の量など問題にされることも多くなくなりました。

また、youtube などを利用することで、大人数に見てもらうことを前提としたものでなくとも、ニッチなタイプの情報のやり取りにも動画が使われるようになりました。私も速読のセミナーのために、目の動きを動画で撮影して、youtubeに限定公開し、先生にアドバイスをもらうなどということをやっています。

消費情報量のほうは、2-3倍というのは「平均」ということを見落とさないようにしたいですね。例えば

私(39歳):6倍
母親(67歳):2倍
父親(67歳):1倍

の3人で見ますと平均で3倍です。「貯蓄残高」などと同じく、平均を引き上げているグループがあります。

流通が71倍で消費が3倍というところだけ見てしまうと、「捨てられて意味がない部分がたくさん出ている」ような感じをうけてしまいますが、実際には

・動画や音声の流通が増えた。
・少人数でのやりとりにも動画や音声が使われるようになった。

という面が強いのではと思っています。
この流れはもう少し続き、とくに「消費情報量」の個人差は広がっていくでしょう。
ある程度のコンピュータリテラシはこの日本では必要ですし、「ついていけない」とあきらめてしまうと
置いていかれてしまいそうです。

興味を持って楽しんで使っていきたいですね。

デジタルえほんアワード

By   2014年5月17日

ゴールデンウィークに、娘と甥を連れて市ヶ谷にある「ドットDNP」というところで絵本のワークショップ

ぴよちゃんやぴよちゃんのおともだちにヘンシン

に参加してきました。

そのワークショップ自体はあまりITに関係が深いものではなかったのですが、面白かったです。娘や甥も楽しんだようでした。

ワークショップが終わった後、少し「ドットDNP」の中で遊んだのですが、たくさんの「デジタル絵本」があり、興味を持ちました。

帰宅後、「デジタル絵本」を検索して見つけた中に、

デジタルえほんアワード

というものがあったので紹介します。

> 本企画は「デジタルえほん」という新しいデジタル表現手法の開拓と発展を目的に設立されたアワードです。

ということだそうです。現在は第3回の募集期間中で応募受付期間は6月20日までのようです。
企画部門と作品部門があり、グランプリは賞金20万円。8月の「ワークショップコレクション
というイベントで賞の結果発表と表彰式があるそうです。

娘も iPad でいくつかのデジタル絵本を楽しんでいます。最近では「アナと雪の女王」のデジタル絵本に夢中です。
タップすると動いたり、少しインタラクティブな部分があるのがいいですね。

「デジタルえほんアワード」ですが、過去の受賞作品を見ると、プロのクリエイターが作ったものに混じって、

中学校2年生

の宇野侑佑さんが作った

「めがねはちょうちょにあこがれる」

というものがありました。

少しだけ見てみるつもりが引き込まれ、最後まで見てしまいました。

これは素晴らしいですね。

ストーリーも、同じストーリーの絵本が本屋さんの「人気絵本」コーナーにあっても不思議に思わないレベルです。

デジタル絵本なので適切な画面効果もいいですし、画面の中で指定された部分をクリックすると話が進むなど適度にインタラクティブで飽きません。

所属が「竜海中学校パソコン部」となっておりましたので、パソコン部の活動で作ったようですね。

これだけ高いレベルのストーリーを考えることができて、描写できて、それをflash で作る能力がある中学生というのはおそらくこの作品の作者の宇野さんで、めったにいないと思いましたね。

ところで、

・ストーリーは考えられる中学生
・画面効果やアニメーションは考えられる中学生
・flash やほかのツールを使って表現できる中学生

は個別には、いるかもしれません。

最近、Scratch のような簡単で、協業できる制作ツールも出てきています。

それぞれの得意なコトを組み合わせてこういった大人顔負けの作品を創る子供グループもそのうち出てくるのかもしれませんね。

子供向けのプログラミング教室

By   2014年5月16日

Monopro キッズ・プログラミング道場

というサイトを見つけたので見てみました。

こういった子供向けのプログラミング教室に関する情報を最近少しずつ目にするようになりました。

iPhoneアプリ開発の入門テキストを公開!」という記事もあったので、「どんなことをやっているのだろう」と内容を見てみましたが、「子供向けにしてはちょっと難しいか?」という印象でした。

講師の方の力の見せ所かもしれませんね。

この「キッズ・プログラミング道場」を運営しているのは株式会社MYビジネスパートナーズという会社で、運営事業をみるとプログラミング教育のみをやっている会社のようです。

子供向けのプログラミング教室は、特に低年齢になればなるほど「おしっこ!!」とか、できなくて泣いちゃったりとか、ケンカとか想定しなくてはいけないので、講師のほかにもスタッフが必要です。私も経営者なので、採算をどうとっているのか興味があります。

講師をしているのは桑島直也さんという方で、iPhoneアプリ開発の会社の代表や東京電機大学などでもプログラミングを教えているようです。私と境遇が似ているかもしれません。

今、子供向けのプログラミング教室の講師をどうやってやっていくか、考えています。

ところで、こういった子供向けのプログラミング教室に関する記事をみますと、iPhone のものも多いですね。やはり作ったものをパソコンがなくても実行できるのがいいのでしょうか。

個人的には小学校3年生~でしたら Scratch を推したいです。Scratch の弱点は通常ではスマホで実行できないことかもしれませんが、近いうちに Scratch Jr というものが使えるようになり、iPadやandroidタブレットでも実行できるようになるようです。

プログラミング・コンテスト2014

By   2014年5月15日

昨日大学に講義をしにいったときにふと掲示板に

プログラミング・コンテスト2014 U-22最強のプログラマーは誰だ。

というポスターを見つけ、気になったので探してみました。

公式ページはこちらのようです。

サイボウズなどIT系の企業がスポンサーになり、経済産業省など官公庁が後援しています。

22歳以下限定の個人または団体が開発した未発表のプログラミング作品が募集対象で、
アイデアの新規性・独創性などが審査ポイントになるようです。

昨年までは20歳以下限定で実施されていたそうですが、去年の入賞作品には地震の通知をする
アプリや災害の時に近くの避難所を検索できるアプリ、プログラミング学習のためのツールなどがあるようでした。

ところで、「コンテスト」というとどうしても私は「賞金」が気になってしまうのですが、現在のところ

副賞は未定

だそうです。

昨年の実施を見てもそれらしい記述は見つけられませんでした。

去年までの入賞者を見ますと、高校の名前や専門学校の名前がありますので、高校のコンピュータ部などの部活やコンピュータ関係の専門学校からの応募が主で、もしかしたら賞金のでないコンテストだったのでしょうか。

官公庁が主催で、応募するのが高校生や専門学校生のコンテンストだとそういうものなのかもしれませんね。

私は大人になってしまったので、お金のことを考えてしまいましたが、
学生のうちでしたら、もし副賞がなくとも、

「応募締切」という時間の期限がある中でいいプログラムを作ろうとする経験

というのはお金よりも貴重ですね。もし入賞できればそれは大きな自信につながります。

なお、このコンテストは

> これまで34年間にわたり「U-20プログラミング・コンテスト」として経済産業省主催で開催

されていたそうです。34年前ですと私はちょうど今の娘と同じ年です。

私も今まで知りませんでしたし、それだけ長く続いているコンテンストの割には
あまり知名度は高くない気がします。

今年から年齢が「20歳以下」ではなく「22歳以下」に変わり、企業スポンサーがつくようになりましたので、
大学生の応募も増え、性質もかわっていくかもしれません。

入賞作品の中に広く使われるものが出てきて、こういったコンテストの知名度が上がってくると
「プログラミングってスゴイことができる」という認識ももっと広まるのかもしれませんね。

ゲームでキーボード練習

By   2014年5月14日

以前にタイピングについて記事を書きました。

http://www.witinc.co.jp/blog/others/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0.html

練習したときの上達の速さには個人差があり、キーボードを見ないで練習することはもちろんですがキーを意識しすぎないで練習することも必要です。

昨日、ある勉強会に参加したのですが、息子さんのいる他の参加者の方から「ポケモンタイピングDS」の話を聞きました。

ポケモンが大好きで、遊んでいるうちにローマ字も覚えていったとのこと。気になったので見てみました。

http://www.pokemon.co.jp/ex/typing/

残念ながら私は任天堂DSを持っていないので試せないのですが、どうやらキーボードが付属し、ポケモンのキャラクタ名をタイピングしていくと、ステージをクリアできたりメダルがもらえたりするようですね。単にタイプするゲームというだけではなく、ローマ字表や「ホームポジション」などタイピングに必要な知識のガイドもあるようです。

アルファベット

ローマ字

タイピング

が身に付きますね。これはいいと思いました。

動画を検索すると

https://www.youtube.com/watch?v=H-gZOIoR13M

https://www.youtube.com/watch?v=Bittp5ySheM

などが出てきます。すごいですね。5歳・6歳の子供がバシバシタイピングしています。

例えば本当はクリエイティブな才能があって、ITという道具を使えればそれを何倍にも増幅できるのに、タイピングがネックになってコンピュータを利用できないなどということがあるともったいないです。

今の日本ではタイピングはなるべく早く身につけられる時に身につけておくが必要です。

大学生や大人だと飽きてしまう人もいそうですが、特に子供にはゲームでキーボード練習することはいいのかもしれません。あえて禁止しなければ毎日継続してやるでしょうし、ポケモンが出てくるとそちらに意識が向きますので、キーに意識が行きすぎるということもないので上達も早そうです。

 

プログラミング教育の義務化の目的

By   2014年5月13日

Scratch で有名な阿部先生のインタビューの後編

「目的を言うと、理想はダメになる」──プログラミング教育で大切なこと(阿部和広氏に聞く:後編)

を読んでみました。

杉並区の小学校や青山学院大学など、学校での事例についてお話されていました。大学ではだいぶいい形での実践になっているようですが、小学校の授業内だと「生徒が自分で想像する」という形の授業はすぐには難しいみたいですね。この年齢層へのプログラミング教育はしばらく学校の外での実施が主になるのでしょうか。

青山学院大のプログラミングの再履でのお話の中で、「楽しそうにやっていた」というのが印象に残りました。私は大学生向けにPHPプログラミングの講義のほかに「情報科学の基礎」との講義を担当していますが、そちらでは「コンピュータの楽しさを伝える」というのが一つのテーマです。昨年度まではPHPの基礎部分を「情報科学の基礎」で扱っていたのですが、今年はScratch を紹介し、体験してもらっています。今のところいい感触です。やはりタイプミスや構文エラーで動かないのは最初はストレスになりますからね。

コミュニティの大きさについても触れられていました。Scratch 以外にも子供向けのプログラミング学習環境はありますが、私がScratch のいいと感じているところの一つはやはりインターネット上の情報の多さ、コミュニティの大きさです。どうしてもインターネット上で調査することが多いですからね。

プログラミングが自分でできると、絵や言葉で書くよりもずっとインパクトのある形で自分のアイディアを具現化することができます。それをクラウドファンディングなどで他人に見せることで、夢を実現できるかもしれません。この話は「なぜプログラミングを学習するのか」という話のなかで、私も学生さんにしてみたいと思いました。Scratch はいろいろなボードと連携できるので、それも利点の一つですね。2.0での対応は遅れているようですが、これができないと、Scratch のもともとの思想が大きく損なわれてしまうようにも思えますので、きっとなんとかなるのでしょう。

プログラミング教育の義務化についてもお話されていました。「グローバルIT人材を生み出すため」にプログラミング教育を義務化することには反対であり、「面白いから」プログラミングをやるべきで、結果として、見えるものが増え、抽象化や論理思考力も養われるというものだ、というお考えと読み取れました。

私も中学校などでプログラミングを教育することを「グローバルIT人材を生み出すため」としてしまうのは勿体ないと思いますね。

「グローバル」や「IT」と比較的離れたところで仕事をするひとには不要なのか、というと、そうではありません。「積み木遊び」の延長としてのプログラミングは全員に有益です。自分で創造し、それが動いたり、友達と一緒に創ったり見せたりするのを楽しみ、その中で「グローバル」「IT」「抽象化」「論理思考」などが鍛えられればいいのではないでしょうか。

プログラミングが向いている子供は Scratch でスゴいものを作るか、物足りなくなり更に他のものにも自分で取り組んでいくと思います。

あらゆる年齢の「子供たち」のための パーソナルコンピュータ

By   2014年5月12日

Scratch を追いかけているうちに、阿部先生のインタビューが

パーソナルコンピュータ「Dynabook」は誰のために作られた?──アラン・ケイが言いたかったこと(阿部和広氏に聞く:前編)

に載っていましたので読んでみました。

1年前くらいだったかと思うのですが、プログラミングの中学校での必修化の話を知り、プログラミング教育について興味を持ち、情報を探しているときに Scratch のことを知りました。

ちょうどその時、ある講演会で阿部先生のお話を聞きまして、「この人はScratchが大好きなのだな」という今考えると非常に呑気な感想を持ちました。

それまでは「Scratch」というものがある、くらいの認識しかなく、恥ずかしながら阿部先生のお名前も知りませんでしたし、パーソナルコンピュータの提唱者であるアラン・ケイさんについても名前と「スゴイ人」くらいの知識しかありませんでした。

阿部先生の「小学生からはじめるわくわくプログラミング」に収録されたアラン・ケイさんの最初の論文「すべての年齢の『子供たち』のためのパーソナルコンピュータ」も読んでみました。これが1972年に書かれたものだと言うのですから驚きです。

私は「小学生からはじめるわくわくプログラミング」で見たのですが、

PCCAA清書2 あらゆる年齢の「子供たち」のためのパーソナルコンピュータ

でも見れます。

アラン・ケイさんの構想は発達心理学者ピアジェの「子どもたちは生まれながらに世界を理解しようとする欲求を持ち、それを説明するためのモデルを構築しようとしている」、という考えと、数学者パパートの「子どもにとって親しみやすいプログラミング環境を用意すれば、子どもたち自身がプログラミング環境を使ってシミュレーションを繰り返すことで、正しい知識に基づく「世界を説明するモデル」を発見できる」という考えの影響を受けているそうです。また、そのアラン・ケイの作った暫定Dynabookを見学したスティーブ・ジョブスがMacintosh に影響を与えたということです。

先人たちの思想が受け継がれて広がっていったというわけですね。

阿部先生は「どんな子どもでも、潜在的にモノを作りたがっています。これは先天的なものです。」、ゲームやってオシマイ、というのは「適切な道具を与えられていないからではないか」とインタビューの中で仰っています。

キーワードの一つに「創造」がありますが、私も娘と遊ぶときに最近これを意識するようになりました。これからの日本で生きていくためにはますます「創造」できる力が有益だと思いますからね。

それから、インタビューのページからのリンクで、ワークショップについてのページ

http://www.canvas.ws/p-ws/

を見つけました。

CANVASのページは何度かアクセスしていたのですが、見落としていました。「ワークショップを開催してみよう」には手順や資料までありまして、これを有効に利用できれば、実際にワークショップをすることができそうな気がしてきました。

開催レポートを見ると、2012年度のものですが、今はどうなっているのでしょうかね。もう少しじっくりみてみたいと思います。

インタビュー記事は後半もあります。長くなりましたので、後半については次回。